柄澤彰の発言 (農林水産委員会)
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○柄澤政府参考人 お答えいたします。
先ほど大臣からも御答弁申し上げましたように、我が国におきましては、主食用米の需要が毎年おおむね八万トンずつ減少しておりますが、食料自給率あるいは食料自給力、飼料自給率の向上を図るために、主食用米から飼料用米、あるいは今御指摘ございましたWCSなどへの転換による水田のフル活用を進めていくことが重要でございます。
この先の見通しとしましては、私どもとして、二十七年三月に閣議決定いたしました食料・農業・農村基本計画におきまして、平成三十七年度の飼料用米の生産努力目標を百十万トンということで、政府として明確に掲げているところでございます。
他方、今御指摘ございました需要の面でございます。
飼料米の需要の面について見てみますと、飼料業界の主要四団体から、昨年二十八年産について百二十万トン程度の受け入れが可能であるので、安心して生産に取り組んでほしいというような、全国レベルで今後とも十分な需要があるというメッセージをいただいております。
飼料米については、このように需要がかなり十分確保される見通しでございますので、このような需要に応じた生産拡大を図るということが必要だと思っております。
政府としましては、水田活用の直接支払交付金による支援、多収品種の開発導入や新たな栽培体系の実証、畜産農家への供給に至る流通の効率化などの取り組みを行っておりまして、飼料米の生産量は、基本計画の基準年度であります平成二十五年度は十一万トンでございましたが、足元、平成二十八年度は四十八万トンに達する見込みでございます。
今後とも、飼料米などの本作化、生産努力目標の確実な達成に向けまして、生産コストの低減や、飼料米を給与した畜産物の高付加価値化を通じた販売価格の向上等に取り組んでまいる所存でございます。