中川郁子の発言 (農林水産委員会)
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○中川(郁)委員 大臣、ありがとうございました。
続きまして、農業機械化促進法を廃止する等の法律案についてお尋ねをいたします。
戦後の食糧増産という国家的要請を背景に制定されたこの法律でありましたけれども、型式検査制度、高性能農業機械の開発、導入制度が役割を終えたということは理解ができます。
ただ、後ほど述べますけれども、農業機械の性能は日々向上していることから、高性能で省力化に資する農業機械の研究開発の重要性、研修の必要性はますます高まっているというふうに認識しているところであります。
二月に、北海道札幌で自由民主党政調主催の宇宙利用セミナーを開催させていただきました。これは、昨年末、宇宙関連二法が成立をしたことからこのセミナーを行ったわけでありますけれども、国内の宇宙利用関係者が一堂に会し、有意義な意見交換が行われたものであります。その際、衛星画像などを利用した高精度な農業の実践や、小型衛星を頻回打ち上げる射場の整備に高い関心が集まったところであります。
御承知のように、平成三十年までに四基の準天頂衛星が整備されるということから、無人運転可能で低廉なトラクターの開発普及を背景として、一人のオペレーターで数台のトラクターを操作する農業生産システムの構築、これが二、三年のうちに実現できる状況になっているというふうに思います。
このように、高性能で省力化に資する農業機械の研究開発の重要性が高まっておりますので、今般、農業機械化促進法が廃止されたとしても、農業の生産性向上に不可欠な高効率な農業機械の研究開発がおくれることがないことを明確に御答弁いただきたいというふうに思います。