小山展弘の発言 (農林水産委員会)
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○小山委員 大手が参入してくる、例えば、先日、もう具体名で申し上げれば、日経新聞にコマツさんとか、多分、建設機械メーカーというのはそちらのことではないかなと。あるいは自動車メーカーが入ってくるとか、電機といっても、大変大きな大企業ですね。あえてそういう大手企業が一部門として農機に参入してくるというのであれば、僕はA—FIVEの出資とかは要らないんじゃないかと。もうかる事業であれば、これはまさに民間にやらせていこう、民間の競争に任せていこうというような大きな方向性だと思うんですね、今回の思想というか考え方が。
一方で、今、農機メーカーの業界については、実際に野菜とかありましたけれども、トラクターとコンバインと田植え機についてが金額も大きいし、それについてはその大手四社が寡占状態だというような、数字的にはなっていますけれども、ただ、ここで私がこの質問をあえて申し上げましたのは、こういう大手の、例えばコマツさんとか、トヨタさんなんか一千万台ですね、自動車の販売台数が。農機の方なんかでは、国内出荷四万台ですよ。そうすると、農機の業界を見ると寡占化だ、大手だと言われても、例えばコマツさんとかトヨタさんと比べれば、農機メーカーは中小企業なんですね。
これはどういうことかといったら、例えばスズキ自動車の鈴木修さんは「俺は、中小企業のおやじ」という本を書いているんですよ。だから、超大手からすれば、これは中小企業なんです。そこに、大手のそういう自動車メーカーとか電機メーカーには、もうからないけれどもやってもらいたいからということで新規参入に出資をする。ところが、既存の農機メーカー、ずっと研究してきたところには出資がないということになれば、これは、ある意味、強きを助けて弱きをくじくということにもなりやしないだろうかと。
そして、やはり日本の田植え機なんかは、東南アジアなんかでもこれは大変使われていますし、また、海外で七割の利益を出している企業もあるというんですね。そんなところに入ってきて過当競争になれば、むしろ日本の農機のさらなる研究開発、高度化というものがおくれてしまう。研究開発に回せなくなってしまう。今でさえも余裕はないと聞いていますので、ぜひそんな観点も持っていただきたいなということを思っております。
また、きょうは、済みません、いろいろ肥料のこととかも質問も準備させていただいたんですが、競争力強化法で質問の機会をいただければまたお願いしたいと思います。
国家戦略特区について、専門性のある農業分野の外国人を受け入れる方向で法律変更を考えていると伺っておりますが、専門性を有する農業分野の外国人の中に農業の技能実習を経験した人は含まれるんでしょうか。