山下一仁の発言 (農林水産委員会)

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○山下参考人 昔、岸本議員と、えいやの世界で仕事をしてきたものなんですけれども、えいやの世界でも、特定農産加工法なんか二人でやって、いい制度はつくったんじゃないかなというふうに私は思っています。
 農林省に科学性を要求する、これはちょっと、言うだけやぼだというふうな感じもいたします。実は、農林省は戦後間もなくのときに、初めての経済系の研究所、農業総合研究所を和田博雄農業大臣が設立して、その最初の所長に東畑精一を迎えて、これからは農林省も、農政も、科学に基づいて、経済学に基づいて行政をするんだ、そういう意気込みを示したわけなんですけれども、残念ながら、農林省で経済学とか科学という言葉が通用したのは一九六一年の農業基本法までだったというふうに思います。私も、仕事をする上で、残念ながら、経済学について同僚とコミュニケーションするというのが相当難しかった、需要と供給の概念をなかなか理解してくれなかったという経験がございます。
 それから、先ほどの保険数理の問題なんですけれども、大数の原理からすると、多くの保険者が必要なわけですね。もし、その保険者が集まらないということであれば、はっきり言って、この収入保険という制度自体がそもそも成り立たない世界じゃないかなということだと思います。それを農林省がはっきり、いみじくもそれを自分で吐露したんじゃないかなという感じがいたします。

発言情報

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発言者: 山下一仁

speaker_id: 31525

日付: 2017-06-06

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会