大串正樹の発言 (文部科学委員会)
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○大串(正)委員 ありがとうございます。非連続性というところに視点を置いて御答弁をいただけたというふうに思っております。
この点については、やはり文部科学省が主導的に各省庁にも働きかけて、それぞれの分野でのさまざまな新しい技術を開発していくことを後押ししていっていただければありがたいというふうに思いますし、また、今お話にありました新しい価値の創造という部分も、社会的な価値を生み出すという意味では大変重要な試みでございます。これをしっかりと進めていっていただければというふうに思います。
それでは、最後の質問になります。
もう一つは、PDCAサイクルについてお伺いをしたいというふうに思います。
これは最近、行政の各分野で、いろいろな文書の中でもPDCAサイクルを回していこうということがよくうたわれているわけでございますが、その本質的な意味を少し、もう一回掘り下げていきたいなというふうに思います。
政策評価の中でもPDCAというのが出てくるわけでございます。これは、いわゆるプラン・ドゥー・チェックというところの次にAというのが来るわけですが、これが海外の文献ではアクションではなくてアクトというふうに表現されることが多々ありまして、なぜか日本ではプラン・ドゥー・チェック・アクションということになっているわけでございます。
できれば、世界的に普及しているアクトという表現に統一をしていただければありがたいなというふうに思います。私は、英語、ネーティブではないんですけれども、ネーティブの人から見れば、多分、アクトの方が自然なのではないかなというふうに思っております。
そういった点も含めまして、PDCAそれぞれの、企画立案の段階、実施の段階、そして評価して、それを新たな企画段階へ反映していくというそれぞれのプロセスをしっかりと捉えていっていただければというふうに思います。
ちょっとお配りした資料の中に、実はこのPDCAサイクルというのが、誰が考えたのかというのが学界の中でも論争になっていたことがあります。もともとは品質管理と経営管理という、お配りした図の左上のところからスタートするわけなんですけれども、品質管理分野では、シューハートであるとかデミングという品質管理の有名な研究者が日本にやってきて講演をしたというところで、当時はワンウエーの品質管理の概念から、このサイクルの概念に置きかわれたというところに着想を得て、実はこれは日本人の水野さんという方とかが中心となりまして、日本人の研究者がPDCAサイクルというのを開発していったという経緯もございます。
これは日本発の品質管理の考え方でもあるし、またこれも、経営管理と統合されて、そして今、政策過程の中でも生かされているということをぜひ誇りに思いたいなというふうに思っているわけでございます。
特に、文部科学省の分野では、きょうお話をしておりますような高等教育の分野で積極的にこのPDCAサイクルを展開している事例はあるかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。