水戸将史の発言 (本会議)

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○水戸将史君 中島議員から、二割負担の対象者拡大防止策の必要性についてお尋ねがありました。
 平成二十七年八月から、一定以上の所得のある人の介護保険の自己負担割合が二割に引き上げられました。議員御指摘のとおり、二割負担の対象者は政令で決めることができ、法律に政令を定める際の考え方が明記されていないため、政府は、国会の審議を経ずに、政令においてその対象者を拡大することが可能であります。
 現時点では、二割負担に引き上げたことによる影響はきちんと検証はされておりません。そのため、二割負担の対象となった方が介護サービスの利用をやめたり利用回数を少なくする、あるいは食費等を削る、そのような影響が出ているかどうか、さらには家族の負担が増加していないのか、きちんと把握はされておりません。こうした状況の中で、三割負担の導入を拙速に進めるのは言語道断であります。
 仮に、二割負担によって深刻な影響が出ていないといたしましても、要介護者が必要なサービスを利用できるようにするためには、二割負担の対象者を安易に拡大するのは大いに問題があります。
 本法案では、対象者の拡大に法律で歯どめをかけるため、二割負担となる対象者の考え方を法文に明記し、おおむね上位二〇%の所得額以上の額において定める旨、政令への委任の趣旨を明確化しております。利用者の生活を守るために、二割負担の安易な拡大防止を図ることが、本法案の五本柱の一つとなっております。
 以上です。(拍手)
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発言情報

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発言者: 水戸将史

speaker_id: 8890

日付: 2017-03-28

院: 衆議院

会議名: 本会議