椎木保の発言 (本会議)

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椎木保君 日本維新の会の椎木保です。
 日本維新の会を代表して、ただいま議題となりました法務大臣金田勝年君に対する不信任決議案に反対の立場から討論をいたします。(拍手)
 民進党はテロ等準備罪法案の対案を提出し、十七日の法務委員会では総理入りの質疑が予定されていました。しかし、審議をとめるための大臣の不信任案を提出したことで、対案を総理にぶつけて見解をただす貴重な機会をみずから潰してしまったのです。これでは、対案とは名ばかり、建設的な議論をする気など最初からなかったと断じるほかありません。それとも、対案を出したことすら、三歩歩くと忘れる鶏のようにお忘れになったのでしょうか。
 そもそも、対案の中身自体、TOC条約の要請を満たしておらず、対案に値するとは言いがたいものです。
 五年前の二〇一二年、民進党が与党のとき、山井和則国対委員長はこのように述べました。審議を拒否して国会を空転させ、政権にダメージを与え、政権を倒そうとする方法は、国民からは理解は得られないと思います、気に入らないことがあれば国会に来ない、それはおかしいと。この言葉をそっくりそのまま利息をつけて民進党にお返しいたします。
 国民は、そういう野党第一党のでたらめな議事運営姿勢を見ているし、知っている。だからこそ、民進党の支持率は一向に上がらず、安倍政権の支持率が下がらないんですよ。
 今回の野党四党の対応は余りにもひど過ぎる。議論する前から廃案を目指すことを表明するなど、議論が始まっても、ただただ反対のための反対で、足を引っ張るしか考えられません。いつものように不必要に大臣や委員長の不信任案を乱発し、質疑をとめたり、採決時にプラカードを掲げて委員長席にダイブするなどの茶番劇は、もういいかげん本当にやめていただきたい。
 真に国民の期待に応えるためにも、しっかりした審議を行い、そして、最後はきちんと採決までやろうではありませんか。
 我々日本維新の会は、テロ等準備罪法案について、オリンピック等を控えた中で、各国捜査機関との情報共有のために、TOC条約批准とその国内法が必要だと考えます。
 その一方で、万が一国民が無罪の罪で捕まった場合に冤罪にならないよう、取り調べの可視化を検討する、親告罪を明記するなどの修正案について、少しでも改善させるために、昼夜を問わず、自民党そして良識ある公明党の皆様と修正協議を重ね、最終的にその修正を行うことができました。
 一方、その他の野党四党は、法案に対して過剰な拒否反応を示し、審議の邪魔をし、逆に、国民の不信感をあおるかのような感情的な質問ばかりを繰り返し、何にも生み出せない。
 どちらの方がより野党としてあるべき役割を果たしているでしょうか。
 法案審議に当たっては、国民目線で法案を検討、議論し、問題があるのであれば、閣法をそのまま通さぬ愚を犯すのではなく、より国民の理解を得られるよう建設的な意見を提案する形で与党側に修正を求めていく、これこそが真に望んでいる国会のあり方、あるべき野党の姿勢だと申し上げ、日本維新の会はその姿勢を貫いていくことをお約束して、私の反対討論を終わります。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)

発言情報

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発言者: 椎木保

speaker_id: 3697

日付: 2017-05-18

院: 衆議院

会議名: 本会議