小野寺五典の発言 (予算委員会)
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○小野寺委員 TPPについては、今こういう状況であります。
もう一つ、今、トランプ大統領がお話しされているのは、アメリカとしてはむしろ一対一で行うことの方が多くの利益を得られるんだと。言ってみれば、二国間のFTAにかなり今言及をしています。恐らく、今後、二国間のFTAというのが具体的な日米交渉の中に上がってくる可能性もあるんだと思っています。
その中で一つ心配なのが、既にアメリカとFTAを結んでいる、お隣、韓国の状況です。韓国は、米韓のFTAを結ぶ過程において、特に農産物について大変な譲歩を迫られました。結果的に、今、韓国で残っている関税品目、農産物では米だけです。ほかは、牛肉も豚肉も乳製品も全て、実は関税ゼロの方向で妥協せざるを得ない状況になりました。
TPP交渉で、甘利大臣、石原大臣に大変頑張っていただきまして、日本としては重要五品目を守ることができた。ですから、TPP交渉におけば例えば農産物に対して一定の関税を残すことができたんですが、今後もし、米国がTPP交渉をやめた中で日米のFTAが交渉として出てくる場合、私どもとして、特に地域に住む農業者としては、TPPで私たちはあの重要五品目の段階でもぎりぎり譲ったんだ、これ以上譲られてはとても日本の農業はやっていけない、そういう心配があるんだと思います。
総理にお伺いしたいのは、仮に、もし今後、米国が日本との二国間の交渉、いわば日米FTAが来た場合でも、私ども、TPPの段階でアメリカと交渉した例えば重要五品目のラインというのはしっかり守る努力を最大限するんだ、そのような決意をお伺いしたいと思いますが、いかがお考えでしょうか。