安倍晋三の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○安倍内閣総理大臣 昨年の十二月にプーチン大統領と首脳会談を行い、二人だけで長時間の会談を行いました。そこで、平和条約問題を解決する両首脳の真摯な決意を声明に書き込むことができたと思います。そして、プーチン大統領自身も記者会見で、最も重要なのは平和条約の締結であると明確に述べました。その意味におきましては大きな成果があったと認識しております。
 今委員が御指摘をいただきました、北方四島における特別な制度のもとでの共同経済活動については、四島において初めて日本人とロシア人が経済活動を行うことになるわけであります。そうした活動を通じて、お互いを理解し合い、そして地元住民の日本への信頼を深めていくという点で、平和条約の締結に向けて大きなプラスになると考えております。そのためにも、お互いの立場を損なわない新しい仕組みをつくるべく交渉を進めていく考えであります。
 もちろんこれは困難な挑戦ではありますが、私とプーチン大統領との間で、平和条約の締結に至るプロセスの一環としてこの交渉を行うことでも合意をしています。
 また、首脳会談では、平均八十一歳と高齢になられる、もう時間がないと語る北方四島の元島民の方々の切実な思いを胸に、人道的な観点から、北方四島の墓地訪問に関する現行の枠組みによる手続を改善することで一致をいたしました。
 元島民の皆さんと話をしたら、何とか今生きているうちに故郷で朝を迎えたいという話をしておられました。今の枠組みではそれはなかなかできないということでございますが、何とかその実現に向けて全力を傾けていきたいと思いますし、この機運に弾みをつけるため、本年の早い時期にロシアを訪問したいと考えております。
 七十年以上動かなかったこの領土問題を解決することはそう簡単なことではないとは思いますが、ぜひ我々の世代でこの問題に決着をつけて終止符を打ちたい、このように思っております。

発言情報

speech_id: 119305261X00420170201_009

発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2017-02-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会