武藤容治の発言 (予算委員会)
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○武藤(容)委員 おはようございます。自由民主党・無所属の会の武藤容治でございます。
きょうは、質問をいただきまして、ありがとうございます。
総理、麻生大臣、岸田大臣、本当に大変お疲れさまでございました。総理はきのう帰られたばかりで、そしてテレビ出演もされたというふうに伺いましたけれども、時差を物ともせず集中審議に対応いただきまして、心から敬意を表します。
冒頭に、この場をかりまして、先般、地元の岐阜県山県市で一月十四日に発生をいたしました鳥インフルエンザの早期収拾に、総理を初め、関係大臣を初め皆さんに大変御尽力を賜り、迅速な対応のおかげで、去る二月八日に解除命令が出されました。岐阜県としても、初めてのことなものですから、課題も再確認いたしましたけれども、まずもって感謝を申し上げるとともに、予算支援などを今後ともよろしくお願い申し上げます。
さて、本日は、予算委員会の外交、通商に関する集中審議ということで、これから伺ってまいりますけれども、テレビ入りでもありますので、全国の国民の皆さんが、安倍総理とトランプ大統領との会談の成果をお聞きになりたいと注目されていると思います。持たされた質問時間も短いものですので、私の前置きも短くして、できるだけ御答弁をいただくようにしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
四年前に、冷え切った日米関係の中で安倍第二次政権がスタートしてから、昨年、伊勢志摩サミットの折にオバマ大統領が戦後初めて広島原爆記念館を訪れ、平和公園で献花をされ、年末には安倍総理が真珠湾を訪れ鎮魂の献花をされるという、戦った両国の首脳が強い信頼関係に基づく新たな時代の幕あけを感じ取ったものであります。
そして、米国の大統領選挙のさなかから、私は、心中穏やかならぬトランプさんの御発言もあって、日本との信頼関係は今後も保たれるのか、日米同盟はどうなるのか、また通商においても、TPP離脱大統領令や、自動車などの通商取引を阻害するような懸念、物議を醸し、今回の会談の行方が大変注目されていたところでもあります。
総理は、大統領選挙決定後、世界でもいち早くトランプ氏と会談を持たれ、今回、トランプ新政権誕生後、電話会談を挟み、お会いになるのが二度目になりますけれども、ここで、会談のまず目的を改めて確認させていただきたいと思います。
私は、大きく言うと二つ、日米信頼関係の醸成と、日米同盟の揺るぎない結束を内外に示すものと承知しております。
報道を週末拝見しておりましたけれども、今回の首脳会談は異例続きの大変な厚遇扱いをされたとお見受けしました。ゴルフ外交も総理のおじい様である岸首相以来六十年ぶりだそうですが、ワシントンからフロリダへ行くのにエアフォースワンを初めとして大統領の専用ヘリあるいは自動車、我々で言ういわゆる相乗りをしてゴルフへ行かれたそうでございますけれども、数回の会食もあわせて、非常に密度の濃い会談がされたことと思います。
エアフォースワンにも同乗されたのは小泉総理以来だそうでございますが、日本の総理としては二人目だそうです。報道ではコックピットにも御一緒に入られたというふうにお聞きしておりますけれども、これもトランプ大統領のお気遣いでしょうか。
私も民間のときには、ゴルフはパートナーの性格がよく見てとれるということで、よく利用させていただいておりましたけれども、私の父なんかも海外に出たときはしょっちゅうゴルフをして、時差対策と称してやっておりました。まさに六十年ぶりというのは意外な気がしていますけれども、あのハイタッチをされている画像がとても印象的でありました。お互いを認識し合う大変いい機会をつくられたと承知しております。
どちらが勝ったということは永田町機密かもしれませんので触れませんけれども、禍根を残さない、勝負事とかけ離れたフレンドシップを築かれたのではないかと思っております。
日米信頼関係の醸成の目的は、これ以上ない日米関係の蜜月を十二分に世界に示されたと思いますけれども、総理の御所見を伺いたいと思います。