武藤容治の発言 (予算委員会)
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○武藤(容)委員 ありがとうございます。
共同声明の中では、トランプ大統領がおっしゃられていることに、極めて重要な同盟関係の一層の強化に努める、日米同盟は太平洋地域の平和と安定の礎だと表明をいただいたようであります。一方で、日米の防衛力を増強することが重要だとも、日本にも防衛協力を促し、安倍総理は、私と大統領の手でさらなる強化を進めていくと応じられたとの報道を受けました。
今年度は、次期中期防の見直しの議論も始まります。防衛費のあり方、あるいは安保法制に基づく米艦防護などの新任務における対米支援のあり方、それぞれをしっかり我々もこれからも議論していきたいというふうに思っておりますので、よろしくまたお願いいたします。
さて、経済問題だというふうに思います。
アベノミクスは確実に脈動していると私自身も思いますけれども、継続性と発展性を持たせるためには、その原動力である企業マインドというものについては、やはり先見性が欠かせないものだというふうに思っております。設備投資を初めとする企業活動を活性化させるためにも、政府は、見通しを示すとともに、確実に結果を出せるように後押ししていかなければならないと思っております。
日米相互に良好な経済関係を築いて、その恩恵を世界の他国へ波及させる役割を我々は担っているんだというふうに思います。
会談前に、自動車関税を標的に貿易赤字の是正、あるいは雇用重視、また為替操作など、トランプ大統領の選挙公約として指摘され、数々の御懸念がありました。
共同声明には、国内及び世界の経済需要を強化するため、相互補完的な財政、金融及び構造改革という三本の矢のアプローチを用いていくというコミットメントも再確認されるとともに、自由で公正な貿易ルールに基づき、日米両国間と地域での経済関係を強化することも明記されました。
両国間の貿易・投資関係双方の深化と、アジア太平洋地域での貿易、経済成長及び高い基準の促進に向けた継続的努力の重要性も再確認されました。その協議の枠組みとして、麻生副総理とペンス副大統領が御指名を受けられたと承知しております。
また、声明には、米国のTPP離脱に留意し、共有された目的の達成へ最善の方法を探求する、これには日米二国間の枠組みを含む、両首脳は課題を議論するための経済対話に従事するとの決定をしたとされております。
私はTPP成立の可能性も残したとも読み取れますけれども、先見性から経済関係強化のための今後の道筋であるとかスケジュール感について、トランプ大統領からタフガイと見られている麻生副総理に、カウンターパートのペンス副大統領の人物像とともに御教示をいただければと思います。