北神圭朗の発言 (予算委員会)
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○北神委員 不断の見直しをしていかざるを得ないし、そういう抽象的な話じゃなくて、具体的に今、北朝鮮のミサイル能力の向上もありますし、それから、ちょっと中国に話を移したいと思いますが、先ほど長島議員からも尖閣諸島の話がございました。これは大きく言えば、尖閣諸島のみならず、中国というのは日本の周りの海を自分たちの戦略範囲内に置こうとしている、縄張りにしようとしている。
日米安保第五条だけでなかなか対応できないというのは先ほどの議論にもありましたし、もっと言えば、第五条というのは武力行使を前提にしているものであります。中国の戦略、戦術というのは、私も先ほど申し上げたように、忍び足をしながら少しずつ武力行使をせずに縄張りを拡大していくというのが彼らのやり方で、これにどう対応するかというのが非常に難しい。
これに対して、今漠然と五条とかそういうことを言っておりますし、ガイドラインで若干、切れ目のない対応をするという話がありますけれども、私はここで、やはり中国に対して、日米共同の戦略、戦術、もっと言えば作戦、こういったものが少なくとも表立っては全くないというのは非常に大きな問題だと。
これは一番微妙な問題で、米国側からすれば、トランプ大統領も、総理が渡米しているときに、共同記者会見のときにも、中国とはこれからも仲よくやっていくという話もしていますし、時機を狙ったように総理が米国に着いたその前後に電話会談をして建設的な会話をしている、これはやはり取引外交なんですね。その前には書簡も習近平に送っている。
こういう中で、米国は少しそこは曖昧な戦略をとろうとしておりますけれども、日本としては、北朝鮮以上に長期的には中国の忍び足侵略主義にしっかりと対峙をして、そのためには米国の力も非常に必要だということを強く伝えるべきだと思いますけれども、そういう話はされたのかどうか。