佐藤英道の発言 (予算委員会第一分科会)

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○佐藤(英)分科員 ぜひ、今後の取り組みを期待しているわけでございます。
 先日、メディカルウイング、ドクタージェットについてのセミナーにも参加する機会がございました。本当に、こうした僻地の医療の対策にも十分に寄与していただきたいと思いますけれども、片や、例えば本州や四国や九州などに旅行に行かれた高齢者の方々が御病気、急病になられてしまった、そうした方々が、やはりぜひ今後、北海道で治療を受けるときにも使いたいというお話もございました。これからの大きな課題の一つかと思いますけれども、患者さんの側に立ったそうした検討もぜひともお願いをしたいと思います。
 次に、重大事故防止対策についてお伺いをさせていただきたいと思います。
 私は、今から二十年前に、北海道議会議員に初当選をさせていただきました。そのときの公約が、実は、北海道の交通事故死ワーストワンを返上したいという公約でもございました。当時は、もう十年以上にもわたって、北海道は交通事故死ワーストワンという記録がありまして、世界の方々が憧れる北海道、多くの方々が理想とする北海道において大変に不名誉なことだなと強く思っておりました。
 こうした中で、政府を挙げて交通事故の撲滅について取り組んでいただいた結果、大変に交通事故は激減しているのも事実であります。こうした事故をもっともっと減らすことができればという思いで、きょうは寒地研で開発した路線分離ワイヤの導入についてお伺いをさせていただきたいと思います。
 北海道内は、本州などに比べますと、道路網の整備はまだまだ進んではおりません。自動車専用道路や高規格幹線道路に関する要望も非常に多い。暫定二車線の高速道路も多いのでありますけれども、さらには中央分離帯のない区間も多く、こうした道路での事故は、対向車線をはみ出して衝突という重大事故につながりやすく、大変に危険でもございます。
 事実、北海道におきましては、このケースで、過去五年間で九十件の人身事故が起きており、十六人ものかけがえのない命が失われております。
 早期に四車線化をとの要望もたびたび寄せられるわけでありますけれども、四車線化は時間も費用もかかるのも事実であります。
 道路を広げるため、路肩の広さなど道路の環境にも左右されます。北海道は道路が広いという印象があるかもしれませんけれども、決してそうではありません。本州なら十分広い道路に見えても、冬は雪が路肩に積み上がるため、実際には決して広くない。ある意味では、冬の積雪に合わせた道路づくりが行われているのも、私は事実ではないかと思います。
 そうした中、寒地土木研究所は、時速百キロでぶつかっても反対車線へはみ出さないワイヤロープを開発いたしました。既に全国百キロで実施することが決まりましたけれども、北海道トラック協会を初め多くの関係者から本格的導入の期待が広がっております。報道によれば、平成三十年度から本格導入とのことでありますけれども、複数の正面衝突事故が起きている路線を中心に実施を着実に進めていただきたいと思っております。
 残された技術的課題もあるとは思いますけれども、本格的導入に向けた今後の取り組みについてお伺いをさせていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 佐藤英道

speaker_id: 5469

日付: 2017-02-23

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第一分科会