鈴木憲和の発言 (予算委員会第五分科会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○鈴木(憲)分科員 局長から大変簡潔な答弁、ありがとうございました。
 この中で一つ重要なテーマになっているのは、長時間労働をいかに是正するか、そして時間外労働を規制していくということが重要なテーマの一つであるわけですが、ここで、きょうは二点について、ぜひ大臣と率直に議論をさせていただければというふうに思います。
 長時間労働の是正と地域の現実との乖離について、私は大変いつも考えさせられることがあります。というのは、このテーマは大変大切なので、必ず地域の現場にまで落としていかなければいけない課題なんだというふうに思います。あの痛ましい出来事を、もう二度とこの国で起こさせてはいけないというふうに思っていますので、規制の必要性、これをしっかりとやるという総理の意思についても大変共感するところがあります。
 ただ、現実、足元を見てみると、アベノミクス、これによって、ちょっとずつですけれども、私の地元でも有効求人倍率一を当然超えていますし、以前よりもよくなったという声を中小企業の現場の皆さんからも大変いただくようになっています。
 ただ、実際、問題なのは、景気がよくなっていて、例えば注文、受注がふえていても、なかなか人材は集まりません。特に地方の方が人口が減っていますから、当然若者も減っているので、そういう中で新しい人材がなかなか確保ができない。そうすると何が起こるかというと、当然、残業によって景気がいい部分を対応せざるを得ないというのが、今の地方の中小企業のこれが現実なんだというふうに思うんです。
 当然、企業の側も努力をしなければいけないと思いますし、労働生産性を上げていくために例えば何ができるのか、もっと効率化を図れないのかといったことも考えていかなければいけないと思うんですが、私はここで大変難しいなというふうに感じるのは、労働生産性を上げていくということ自体が実は中小企業にとっては大変難しいテーマだということだと思いますし、これは時間がかかります。しかも、試行錯誤を繰り返していかないときっとうまくいかないという大変難しいことを今回やらなければいけないというふうに思うんです。
 今回、長時間労働の是正、時間外労働の規制、これを一律に規制した場合、いついつから適用ですよというふうに例えば言われた場合、果たして本当に地域の現場の皆さんが対応し切れるんだろうかという矛盾をいつも感じて現場でお話を伺うわけです。ここについて、まず率直に、どういうふうに考えていらっしゃるのかということをお伺いさせていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 119305267X00120170222_009

発言者: 鈴木憲和

speaker_id: 2483

日付: 2017-02-22

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第五分科会