鈴木憲和の発言 (予算委員会第五分科会)

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○鈴木(憲)分科員 ありがとうございました。
 ぜひ、実効性がなければ意味がありません。そして、政務官からもありましたけれども、商慣行も含めて、これは単に規制をすればいいという話ではなくて、さまざまなことも考えて総合的にやっていかなければいけない対策であるというふうに思います。
 その上で、多分、人口減少社会の日本にとっては一番大切な改革の一つになるんだろうというふうに私は思いますので、ぜひ大臣にも現場に足を運んでいただいて、山形でも、この合宿で忙しい時期にここも見ていただいてということを期待申し上げて、次の質問に移らさせていただきます。
 次の質問は、障害者福祉政策ということで、最近、心のバリアフリーというキーワードがよく聞かれるようになっています。日本でも二〇二〇年東京パラリンピックが決まりまして、そこに向けて私たち自身もいろいろ考えていかなければいけないんだというふうに思いますが、ここで一つ、私がきょうテーマにしているのは、障害のない方がいかにして障害者のことを考えられるのかというのが、実は心のバリアフリーの一番大切な点だというふうに思うんです。
 ここで一つ御紹介をしたいのは、私の地元は南陽市で、二十一歳で筋ジストロフィーを発症した方、それ以来、車椅子で生活をしています。彼が私と同世代でいるんですけれども、何をやっているかというと、グラッティテュードという団体を立ち上げをして、今、障害のある方でも、もっと人生、生き生きといろいろなことにチャレンジできるんじゃないかということを見せていきたいということで、車椅子に乗ったままパラグライダーにチャレンジをして空を飛んで、それは報道を結構されたんですけれども、そういう方がいます。
 彼が、バリアフリーな観光、これをしっかりと地域でやっていきたいということで、バリアフリー観光ツアーセンターというものも実は立ち上げをして、旅館に行っていろいろなアドバイスをしたり、例えば、駅のエレベーター一つとってみても、エレベーターを改修するというのは難しいですけれども、孫の手を一つ置いておくだけでも、実は車椅子の方にとってみたらすぐボタンが押せますよねというようなことも、いろいろアドバイスをしたりして取り組んでいる方がいます。
 その方の二年前に実施をしたイベント、それが、ブルーペイントというイベントに私もお伺いをしたんですが、何かというと、駐車場に障害者用の駐車スペース、これがあるわけです。ブルーのペンキを塗ってあって車椅子のマークが書いてある。それを、一般市民の方をみんな集めて、一緒になってその場所を塗ろうじゃないかというイベントを、実は何カ所で、もうやっています。
 私もそれに参加をさせていただきましたら、大変驚いたのは、子供から高齢者までいろいろな方が来ていたんですけれども、まず一つ言えたのは、大変楽しかったということです。ペンキを塗りますから楽しいんです。楽しいんですけれども、それが終わった後に自分の変化に気づいたのは、それ以来、どこの駐車場へ行っても、広い駐車場だと障害者用のスペースというのがあります。そこについて大変気づくようになるんですね。何にさらに気づくかというと、思いのほか健常者の方がそこに駐車をされている、残念ながら。そのおかげで、例えば車椅子の方がそこにとめられない、こういう現場にも実は自分自身が気づくようになりました。
 そういうイベントに私も参加をしなければ、なかなかそういうところに今まで気づかなかったということをやはり考えると、こういう参加型のイベントに対して、しっかりと政策的支援も国としてもしていくべきではないのかなというふうに思いますが、この点についてちょっとお教えいただきたいというふうに思います。

発言情報

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発言者: 鈴木憲和

speaker_id: 2483

日付: 2017-02-22

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第五分科会