菅家一郎の発言 (予算委員会第五分科会)
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○菅家分科員 おはようございます。自由民主党の菅家一郎でございます。
質問の機会を与えていただきまして、まず御礼を申し上げたいと思います。よろしくお願いをいたします。
私の両親はもう亡くなって、父親は早くて三十数年前に亡くなって、母親も亡くなってもういないんですが、父親は、大学四年のときに脳血栓で倒れまして右半分麻痺になり、ちょうど同じ時期に母親も、右足のかかとがちょっと病気になって、膝下だったんですけれども、切断して義足。ですから、両親の介護で、当時は介護保険制度がなかったものですから、家族で自宅で介護しながらみとったという経験が実はあるんですね。そのほかにも、いとこがリウマチとか膠原病とかダウン症とか、結構身近な親戚にもそういった難病の患者がいたりしたものですから。
そんなような経験があって、介護もそうなんですけれども、医療、そういったものを非常にやはり何とかできないものかなと思いながら、半分諦めながら、脳疾患になったらもう本当に戻らない、そういう思いでいたわけであります。
ですから、私は、国民が天寿を全うする直前まで健康であるということを実現する国を目指してまいりたいなというふうに思っているところであり、いわゆる健康寿命をいかに延ばしていけるかという関心を持って取り組んでまいりたい、このように思っているところであります。
その中で、iPS細胞の山中教授のいろいろ成果を見てみますと、やはり、再生医療とか細胞治療を中心とした先端医療分野のいわゆる革新的技術は、人類にとって大変必要なものであって、日本が先進国のみならず途上国も含め世界になくてはならない存在となれる技術である、このようにも実は考えているところであります。まさに先端医療、特に再生医療、細胞治療分野は、基礎研究、臨床研究、臨床応用まで日本人の研究者、医師が世界の最先端で活躍をしているというようにも思っております。
最近、慶応義塾大学の研究チームがiPS細胞を使い脊髄損傷の患者を治療する世界初の臨床研究を二〇一八年前半にも始めるという報道があったわけであります。脊髄損傷の患者というのは、神経の再生は現代医学では大変難しい、脊髄を通る中枢神経が傷つく脊髄損傷の治療方法は今までなかったと言われておるわけであります。ですから、若い方でも、交通事故あるいはスポーツ事故、脊髄が傷ついて二週間から四週間たち、運動機能が麻痺した患者七人を対象に実施する予定だというふうに聞いているわけで、テレビでも放映になって、若い方が希望を持てるようなシーンを見て感動したんですね。ですから、まさに多くの患者の方々の治療につながればと大きな期待をしているところであります。
そのほかにも、パーキンソン病、目の難病患者に網膜細胞の移植、また、がん免疫細胞の作成により白血病治療への活用、難病研究で六疾患の薬の候補物質の発見などの研究成果も発表されているわけでありますが、私は、これは本当に大いに期待したいし、まだまだいろいろと課題があるのはわかっているんですけれども、本当に前向きに取り組んでいらっしゃる研究チーム、教授の方々に敬意を表する次第であります。
そこで、iPS細胞研究など再生医療に対して、その実現、実用化に向けて国として積極的に支援をすべきであろう、今までも支援しておりましたけれども、なお一層支援をすべきと思いますが、この点についての大臣のお考えをお聞かせいただきたいと思います。