岡本行夫の発言 (外交防衛委員会)
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○参考人(岡本行夫君) 私は、日本の防衛予算は絶対的に少ないと思います。特に、二〇〇〇年からの中国の急速な防衛費の伸びに対して、日本は最近は少しずつ、一%以下でありますけれども、防衛予算を伸ばす方向には来ていますけれども、格差は開くばかりであります。
特に、浅田先生の御指摘の潜水艦、中国は二〇三〇年頃には、私は、西太平洋のかなりの部分を軍事的に制圧するに至っている、ヘゲモニーを握る能力を持つに至っていると思います。それに対して、韓国もベトナムもオーストラリアも二〇三〇年ぐらいの中国の海洋進出を念頭に潜水艦をかなり増強しているわけであります。
日本は、基本的には十六隻体制で参りました。そして、数は増えました、二十隻ですか。ただ、それは鉛筆で潜水艦の船齢、耐用年数を延ばしただけでありまして、予算が増えているわけではない。私は、やっぱり日米安保に余りにも安住して、そして、周辺諸国が、日本よりもずっと経済規模の小さい国がやっているような、そういうこともやっていないという気がしてなりません。
おっしゃるとおり、アメリカが日本を、安保条約五条を必ず守るんだという意思を示し続けることが抑止力で一番大きいものではありますけれども、ただ、日本自身が中国の脅威に対して余り長期的な戦略を持たない、脅威感も防衛力の整備上は余り反映させないで来ているということに対しては懸念を覚えるものであります。