石川博崇の発言 (外交防衛委員会)
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○石川博崇君 是非よろしくお願いいたします。
これまで国連安保理として累次にわたって様々な制裁措置を含む安保理決議を採択してきたところでございます。先般八月の六日にも決議二三七一号などを採択されたわけでございますが、こうした累次の決議の成立にもかかわらず北朝鮮の核実験またミサイル発射実験が繰り返されているという状況を受けますと、やはり安保理決議の実効性をいかに確保していくのかということが問われていると、これは国際社会としてしっかりと向き合っていかなければいけないというふうに考えております。
例えば累次の安保理決議には決議の履行状況を制裁委員会に対して報告することが各加盟国に求められているわけでございますが、本年八月二十五日の段階で、例えば、決議二三二一に対する報告は僅か八十か国、二二七〇に対する報告は僅か九十五か国と、報告を実際に提出をした国連加盟国の数は半数にも満たないという状況でございます。
先般、河野大臣におかれてはモザンビークにおけるTICADの会議で各国に報告書の提出を求めていただいたというふうに伺っておりまして、こうしたことは評価をしたいと思いますが、報告書の提出とともに問われるのは、具体的にどういう措置を各国が履行しているのかということもきちっと検証していかなければならないのではないかというふうに思っております。
禁制品の輸出入管理、あるいは個人、団体の出入国禁止措置など、各国別の実施状況を外務省は果たして的確に把握をしていらっしゃるのでしょうかということをお問いかけをさせていただきたいというふうに思います。
制裁パネルの報告書に頼るのみならず、我が国は、ある意味、当事国として主体性を持って各国に対する調査訓令を打っていただくなど履行状況を把握した上で、一般論でなく具体的な措置の履行を働きかけるべきではないかと思いますが、大臣の御所見をいただきたいと思います。