藤巻健史の発言 (外交防衛委員会)

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○藤巻健史君 今のところそれは考えられないということだと思いますけれども、午前中の衆議院で我が党の足立議員が質問いたしましたけれども、なかなかミサイル防衛システム、完璧とは言えないと。PAC3にしても縦横二十五キロぐらいしかカバーできないというふうに私は理解しておりますし、それからSM3にしても元々が空母を守るための兵器であって、全体的に日本をカバーすることができない。そしてまた、イージス・アショアにしましても、陸上自衛隊、まあミサイルの経験がないですし、運用の経験がないですし、それからレーダーもいいレーダーはみんなアメリカが持っていっちゃうんじゃないかという話もあって、日本にきちんとした装備が来るのかどうかという疑問があるわけですね。そうすると、確かにあった方がいいと思いますし、私も増やすことについては全く反対はしませんけれども、だからといって完璧なるミサイル防衛システムが構築できるというふうに思えないわけですね。
 となると、やはり、当然のことながら敵方に撃たせないということは重要なんですが、撃ってしまったときにミサイルディフェンスだけではやっぱりちょっと心もとないんではないか。となると次に何が考えられるか。若しくは、ミサイルディフェンス以上により重要なのはやはり市民シェルターじゃないかなという思いもあるわけですね。要は、Jアラートのときも地下街に逃げろという話だったですけれども、通常兵器、通常ミサイルであればそれはそれでもよろしいのかもしれませんけれども、核とかそれから生物兵器が弾頭に載っていれば地下街に逃げただけじゃどうしようもないわけで、やはり空気清浄機とか、それから、せめて二週間ぐらい閉じこもっていなければいけないので二週間ぐらいの食べ物を備蓄するとか、そういう市民シェルターが必要ではないかなというふうに思ってしまうんですけれども。
 今、日本には地下鉄もあるし、都市部に限りますけれども、地下鉄、それから地下街あるし、ビルには地下室もあるということで、これを金を掛けて、やっぱりシェルター化するというところにお金を使えば、予算をそちらの方に回すことによって、そういうことによってより多くの生命が、日本人の生命が守れるんじゃないかというふうな気がするんですよね。それは完璧ではないことは当たり前ですけれども、でも、災害を、被害を小さくするということはできるのではないかと思いますので、その市民シェルターということはどうお考えなのか。
 すなわち、他国、欧米なんかはかなり市民シェルターが発達している。要するに、スイスとかスウェーデンとかノルウェーとかフィンランド、あの辺りは市民シェルター、一〇〇%、ほぼ全員、国民全員をカバーできているというような話も聞きますし、そういうことを考えると、そちらの方に物事を、お金を掛けるべきではないか。
 特に、こういう事態、当然怖いですけれども、これだけの、低リスク、まあ起こる確率は低いかもしれないけれども、物すごい被害が甚大なときにはそういうことまで考えて、そこにこそお金を使うべきではないかなというふうに考えるんですが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 119313950X00320170905_027

発言者: 藤巻健史

speaker_id: 32307

日付: 2017-09-05

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会