岸田文雄の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(岸田文雄君) まず、ACSAは、自衛隊と相手国軍隊との間の物品、役務の相互提供に適用される決済手続等の枠組みを定めるものです。これらを締結することによって、自衛隊と相手国の軍隊との間の物品、役務の相互提供を円滑かつ迅速に行うことが可能になるというものであります。
我が国を取り巻く安全保障環境、先ほども御指摘がありましたように、一層厳しさを増している中ですが、我が国は、米国との間で二〇一五年四月に新たな日米防衛協力のための指針を策定するとともに、切れ目のない対応を可能とするための平和安全法制を整備し、同法制は昨年三月に施行されました。今回の日米ACSAの締結は、同法制によって幅の広がった日米間の安全保障協力の円滑な実施に貢献し、そして協力の実効性を一層高める点で大変大きな意義があると考えております。
また、近年、自衛隊と豪州国防軍あるいは英国軍が協力する機会が増加する中、この平和安全法制の内容も踏まえた今回の日豪ACSA、日英ACSAの締結は、自衛隊と豪州国防軍と英国軍との間の緊密な協力を促し、そして、我が国の安全保障に資するもののみならず、我が国の国際社会の平和と安全に、より積極的に寄与するということにおいても大変意味があるものであると考えております。