前田哲の発言 (外交防衛委員会)

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○政府参考人(前田哲君) お答えいたします。
 まず、沖縄の地理的な特性についてまず申し上げたいんですが、沖縄は、米国の本土、ハワイ等と比較をして東アジアの各地域に近い位置にあると同時に、我が国の周辺諸国との間にはこれは一定の距離もあるということで、様々な利点を有しているわけでございます。また、南西諸島のほぼ中央にございまして、我が国のシーレーンにも近いなどなど、安全保障上極めて重要な位置にもございます。
 在沖海兵隊のグアム移転後においても、このような地理的な特徴を有する沖縄に高い即応性を有する第三一海兵機動展開隊等の部隊が初動対応部隊として維持されるとともに、在沖海兵隊が増強部隊の来援のための基盤となることによって種々の事態への柔軟な対応が可能となると考えております。したがって、在沖海兵隊は引き続き抑止力の重要な要素として機能すると認識をいたしております。
 また、今委員御指摘になりました二〇一二年の2プラス2の共同発表で示された部隊構成、配置、これの基本的考え方でございますけれども、司令部、陸上、航空、後方支援、こういった各要素を備えたMAGTF、海兵空地任務部隊、これを沖縄に加えてグアム、ハワイ、オーストラリアにも配置し、それらを相互に連携させて機動的に運用する、このことによって、アジア太平洋地域における多様な事態に、より柔軟かつ迅速に対応するようにするものであると、このように考えております。したがって、沖縄及び地域における抑止力が維持強化されるものと認識をしているわけでございます。
 ただ、これらのことから分かりますように、引き続き地理的な優位性を有する沖縄に海兵隊を維持することそのもの、これは不可欠であると考えているわけでございます。
 なお、今委員は陸上自衛隊の水陸機動団に言及されました。平成二十九年度末に新編をされます陸上自衛隊の水陸機動団につきましては、これは、我が国の島嶼を防衛するに当たって、万が一島嶼を占拠された場合に速やかに上陸、奪回、確保するための専門部隊として編成をいたすものでございます。その意味で、世界各地に広範な任務に常時即応できるという性格を持つMAGTFとは性格を異にしているというふうに考えてございます。

発言情報

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発言者: 前田哲

speaker_id: 19793

日付: 2017-04-13

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会