鈴木達治郎の発言 (外交防衛委員会)
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○参考人(鈴木達治郎君) 百点満点で点付けるって難しいですけど、まあ我々、学生には優、良、可、不可になりますけれども、不可と可のぎりぎりぐらいかなと私は思います。
玉虫色という解釈、表現させていただいたのは、それぞれの政府が読む読み方によっては確かに協定を破棄できる、日本側から見れば破棄できることは書かれていますし、インド側にしてみれば必ずしもそれは自動的ではないというふうに読めるので、そこは交渉の結果そういう文章になったのだと私は思いますが。残念ながら、それでは、私は可、ぎりぎり可ぐらいかなと思います。
最初に、原子力委員のときに私が書かせていただいた文章、原子力委員会として書かせていただいた文章の中に、要するに、約束と行動はもう当然なわけですね、それを守ることは。それを越えてどれぐらい踏み込むことができるかということを見ていたわけですけれども、これだと約束と行動を守ることも最低条件もひょっとしたら危ないというふうに読めるので、まずその点については残念ながら可と不可の中間ぐらいかなというふうに思います。
それから、濃縮、再処理は不可ですね、これは。はっきり申しまして、先ほど川崎参考人からもありましたが、インドは民生用と称して既にプルトニウムを作っていますが、いつでもそれを軍事用に転用できるように保障措置掛けていないんですね。もし日本がそれを、再処理の技術を移転も認め、再処理を認めるようになりますと、軍事用のプログラム、直接もちろん関係しないわけですけども、保障措置掛けると言っていますから、でも、インドのやっていることに対する間接的な支援にどうしてもなってしまいます。
したがって、民生用にプルトニウムが必要だと言っていて、その民生用の方は、今度は例えば日本やほかの国との原子力協定でプルトニウムを使えば、軍事用の今備蓄しているものがそのまま軍事用に使うことができます。そういう意味で、濃縮、再処理は是非認めていただきたくなかったというのが私の意見でありまして、それについて言えば、今回は不可というふうに考えています。