岸田文雄の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(岸田文雄君) まず、我が国にとりまして、インドは戦略的に最も重要なパートナーであり、このインドとの関係強化、これは二国間のみならずインド・太平洋地域の将来にとっても極めて重要です。
こうしたインドとの様々な協力の中で、この原子力の協力ということについて、各国は、NPT体制を前提とするNSG、すなわち原子力供給国グループがインドに表明した核実験モラトリアムの継続あるいはIAEA保障措置の適用等を前提に例外的に可能としたこと、これに基づいて行っています。要は、NSGが厳しい条件を付けた上で認めたこの例外、こうした決定に基づいて取り組んでいる、こういった状況にあります。
その中にあって、我が国の取組、この本協定でありますが、本協定も同様にインドの核実験モラトリアムの継続等を前提としています。本協定の締結によって、インドが我が国との間においても核物質の平和的利用あるいは不拡散義務等の新たな国際法上の義務を負うことになり、インドがこの原子力の平和利用について責任ある行動を取ることが確保される、このように考えます。各国がこのインドの原子力の平和利用において取り組んでいる取組について、我が国も取組を行い、重層的な取組体制をつくっていこうということになるわけです。
このように、インドと本協定を締結することは、インドを国際的な不拡散体制に実質的に参加させるための国際社会の重層的な取組において大きな意義を有することになる、このように考えております。