水谷和子の発言 (環境委員会)
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○参考人(水谷和子君) 水谷です。
地下水が、汚染が出たということで、考え方としてこういうことだと思うんですね。地下水と残留汚染の関係なんですけど、みそ汁とみその関係に例えていらっしゃる方がいます。みそ汁の濃度が高ければ、その隣に濃い濃度のみそがあるということですね。ですので、その濃い濃度のみそを探らなければ、どこにどの程度あるのかということを調べなければ、本来はどの程度の汚染が後で出てくるか分からないわけですね。
過去に専門家会議で、ベンゼン一千倍の地下水の濃度のものが出ました、ですから、今百倍だけどあと一万倍が出るかもしれない、そのときどうなのかみたいな検討が今なされているわけではありませんし、専門家会議でも、今の状態で上の値を測ったら大丈夫だったということで、これから先大丈夫と言っているわけではないはずですよね。実は、残留汚染に関しては誰も分からないという状況なわけです。
それに、地下空間のところは、実は資料四を見ていただくとお分かりいただけるんですけれども、砕石層の下に汚染対策工事をやったところとやっていないところがまだら状に入っているんですね。ですから、砕石層の下は汚染が露出している状態です。ということは、そこから気化性のガスの水銀、ベンゼン、それからシアン化合物が常にその地下空間の中にいつたまってもおかしくない状況ということですね。そういう状態で、例えばその更に上の階に汚染が出てこないかといえば、そうはなかなかいかないと思うんですね。例えば、パイプシャフトのパイプのところから、周辺から通じて上に上がっていく、いろんな機会を通じて上に上がってくる可能性もあり、それはそれで大変危険な状態だなというふうに思います。
それから、汚染物質に関してなんですが、今申し上げた揮発性の汚染物質に関しては、実は長期暴露でどの程度の被害があるかというのはよく分かっていない部分もあるんですね。それから、それらの汚染に関しては、妊婦さんの胎児に対する影響、催奇性ということで指摘される方もいて、市場では実は仲卸屋のお店や加工場に女性労働者も多いので、ですからそういう部分については非常に心配されるところだなというふうに私は思います。
以上です。