岩井茂樹の発言 (経済産業委員会)
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○岩井茂樹君 ありがとうございます。
続きまして、通商政策から経済政策についての質問に移りたいと思います。
最近話題の第四次産業革命への対応ということで質問をさせていただきます。
前回の委員会で、経済成長を生み出すものの要因として、資本、労働力、生産性の三つがあるというような質問、そして人口減少社会の下では特にその中で生産性ということが大変重要だというような質問をさせていただきました。そのためにはイノベーションが大変重要で、例えば、自動運転を始めAI、ロボット等の第四次産業革命と呼ばれる分野は、我が国の成長分野としてもうこれはなくてはならない大変重要なものだと考えております。
自動運転技術は高齢化と人手不足の中で大変期待が高まっておりまして、高齢化が進む我が国こそこういった技術の先進国になる必要があると思いますし、それにより、これから高齢化社会を迎えていく諸外国に対して実は大きなビジネスチャンスになってくるとも思っております。また、例えば新薬の開発でビッグデータをAIを用いて分析をして、そして有望な物質を絞り込むなど、商品、サービスの研究開発においてもこのAIというのは大変重要な鍵となってまいります。
この分野は諸外国との厳しい競争の渦中にありますが、実は、予算のところを見ますと、予算の規模が諸外国に比べて少ないというのが現状ではないでしょうか。米国では一企業が数千億円を投じている一方で、日本では、例えば理研の革新知能総合研究センターの来年度予算、前年度と比べると倍とはいえ、二十九億五千万円にとどまっております。量では勝負にならないため質で勝負するという、そんな話も大事なんですが、やはり量も一定程度確保する必要があると考えております。
そのために、民間投資を引き出す工夫を含め、政府はどのような取組を今後進めていくのか、御見解をお聞かせください。