世耕弘成の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(世耕弘成君) 去年年末のプーチン大統領来日に関しては、私は、やはり大きな成果があったと思います。特に、北方四島における共同経済活動、これ両首脳が膝詰めで九十五分話して、そして四島でやるということが合意をされた、これだけでも私は大変な成果だと思います。それに加えて、東京へ来てから、経済関係を中心に、これ八項目の協力プランに関連する八十二本の覚書が調印をされました。
そしてもう一つ、非常に画期的だったのは、やはりプーチン大統領が記者会見で述べたことですね。あれ、残念ながら同時通訳が余りうまくなくて、テレビで中継を見ていた人にはほとんど伝わらなかったんですが、あれは非常に、まず平和条約の締結こそが重要だと、これロシアの首脳がこんなことを言ったのは初めてであります。さらに、先生との関連でいえば、実は記者からの質問に対して日ロの領土交渉の歴史をプーチン大統領が語ったんですが、そのとき、まさに一八五五年の日露通好条約に言及、これもロシアの首脳が言及するというのは珍しいんですね。というのは、あの条約はまさに得撫島と択捉島の間に国境を画定させた江戸幕府とロシア帝国の条約、これを向こうから言うというのはなかなかないことなんですが、そういう意味で本当に充実した会談だったというふうに思っています。
そして、それのフォローアップとして、私は、ロシア経済分野協力担当大臣として、そして日露議員懇話会の会長として、先生にも御同行いただいて、参議院議員十名で行かせていただきました。あの訪問の意味は、やはりプーチン大統領来日から一か月を経ずして私が行ったことで、八項目の協力プラン、しっかり日本は本気でやるんだ、覚書で終わりにしないという姿勢を示せたということと、あれだけの議員が集団でロシアへ行くというのは近年なかったことだというふうに思いまして、日本の国会も、与党ということになりますが、サポートをしているということだと思います。
特に、この八項目の協力プランをロシア国民によく知ってもらわなければいけない。日本と付き合うとこういうことが動き出すんだということを知ってもらわなければいけない。そのためにも議員の皆さんのサポート、そして議員交流をやってもらって、ロシア側の国会議員に理解してもらって、地元で語ってもらうということも非常に重要だというふうに思っております。