世耕弘成の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(世耕弘成君) 確かに、今原子力行政に関わる部分というのは、いろんな大臣の下、そして規制委員長の下に分かれております。特に、元々規制委員会は原子力保安院という形で経済産業省の中にあったわけですが、あの三・一一の事故を受けて利用と規制はしっかり分けようということで、独立性の強い規制委員会になっているわけであります。それ以外でも、例えば原子力の平和利用に関する外交交渉となると、これは岸田外務大臣のところになります。原子力防災対策ということになりますと、これは原子力防災担当大臣としての山本公一大臣ということになります。また、福島の廃棄物ですとか中間貯蔵、そういったことに関しては今村復興大臣とそして環境大臣としての山本大臣の所管ということになります。高速炉の研究ということになりますと、これは松野文科大臣ということになります。あるいは、原子力損害賠償審査会ということになると、これまた松野文科大臣になりまして、そして原子力の研究開発のいろんな調整ということになると鶴保科学技術政策担当大臣と。ぱっと挙げただけでもこれだけ多岐にわたっているわけであります。
しかし一方で、安倍内閣というのはこういった省庁間またがることを官邸がコーディネーターとなってきちっと調整をするということをやってきております。今でも、例えば原子力関係閣僚会議ですとか、あるいは「もんじゅ」の取扱いについては高速炉会議というのを立ち上げて調整をさせていただきました。適宜、必要に応じて官邸が調整をするという機能は、安倍内閣ではこれはしっかりワークしているんではないかというふうに思います。
地元の気持ちを込めて滝波委員の思い、エネルギー省に一元化してくれという思いもよく理解はできますけれども、組織論ありきではなくて、組織論に時間とエネルギーを掛けるんではなくて、こういうふうに柔軟に官邸が中心となりながら、そして私もエネルギー政策担当の大臣として自分もしっかり先頭を走りながら、各省庁間の調整ということをやっていくということがまず重要ではないかなというふうに考えております。