山名元の発言 (経済産業委員会)

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○参考人(山名元君) お答えさせていただきます。
 不覚にも喉を痛めてしまいまして、多少お聞き苦しいところがあるかと思いますが、お答えしたいと思います。
 一号機について、先生の認識は極めて適切と考えているところです。一号機の場合は、炉心の燃料のほぼ大半が溶融して格納容器の底部に落下した可能性が高いと、こういうふうに考えておりまして、これは宇宙線ミューオンを使った透視調査によってもその可能性を強く示唆する結果が得られているということでございます。
 また、先生の御指摘のように、資料四にありますように、ペデスタルの外にこの溶けた燃料が広がって固まっている可能性も非常に高いと、我々もそのように考えております。既に点検ロボットが格納容器の中に入って格納容器底部の状況を調査するということをやっておりますが、底部の放射線量の状況などが分かるとか、着実に情報が得られているという状況でございます。
 このペデスタルの外に広がっている燃料デブリを取り出すということは、先生おっしゃるように、横からアクセスする工法の方が適性が高いだろうなというのはそのとおりであるかというふうに思っておりますが、結局、上からのアクセスというのも必要になるということは当然ありまして、両者併せてどのように最適な方法を考えるかという多面的な検討を進めていくことが必要であると考えているわけです。
 使用済燃料についても先生のおっしゃるとおりでございまして、これをしっかり取り出すことが優先であるということは御指摘のとおりであります。燃料デブリを取り出すという工法が今申しましたような可能性を検討している中で、使用済燃料の取り出しとうまく平仄を合わせて総合的にいい形をつくっていくということが必要と思っていますので、それを今我々が検討しているところでございます。
 国民の皆さんにその工法のイメージを伝えることも大事だというのも先生のおっしゃるとおりでございまして、私どもとしては、この夏頃までにこのデブリ取り出しの方針について一つの我々の提言を政府の方に上げていくというつもりで現在作業を進めているところでございます。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 山名元

speaker_id: 5806

日付: 2017-05-09

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会