山名元の発言 (経済産業委員会)

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○参考人(山名元君) 三号機については、先生御指摘のように、水位が六・三メートルと非常に高い状態でございます。ただ、燃料デブリの存在状態についてはまだ十分確認できておりません。これから、ちょうど間近にミューオンによる内部透視調査を開始いたします。また、水中を移動するロボットを使って格納容器の底部を調査するということも計画しておりまして、内部の状況をしっかり確認することがまず前提になるかと、こう考えておるんです。
 それで、御指摘の冠水工法なんですが、工法の実現性をきちっと確認することが大事であると、先生の御指摘のようなことも含めてその実現性を確認することがまず大事でありまして、そのための技術開発を現在進めております。
 先ほど御指摘の確実性という意味ですね。冠水工法をやる場合には、例えば格納容器の水漏れを止めるという、これも非常に難しい技術でございます。これの確実性をまず検証しておく必要があるということがございますし、冠水で水を中に入れた場合には、それによって荷重が掛かりますので、この荷重に対して建屋の健全性を確保するというところの技術的な見方をはっきりする必要があると。また、その他、取り出しに関してはやはり安全第一でございます。このための安全確保のことをいろいろ考えて、そういったことも全部含めて総合的に取り出しについては考えるという作業を現在進めておるわけでございます。
 三号機については、一、二号機と同様に格納容器や建屋の状況をまず可能な限り把握して周到に準備をした上で、先生の御指摘の作業のタイミング、使用済燃料等の絡みというのは非常に重要でございますので、そのタイミングの最適化という視点もしっかり捉えた上で、安全性を最優先にこれから取り出し方法について最終的な方針を決めていくということに取り組んでいきたいと、こう思っております。

発言情報

speech_id: 119314080X00920170509_032

発言者: 山名元

speaker_id: 5806

日付: 2017-05-09

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会