宮本聡の発言 (経済産業委員会)

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○政府参考人(宮本聡君) お答え申し上げます。
 まず、小口保険につきましてでございますが、いずれにしましても、その融資の実態等を、あるいはヒアリング等を通じて確かめているところでございます。まずは、従来の千二百五十万円の保証枠では七割の小規模事業者の融資のニーズが全て対象となっていたところ、二千万円にすることでそれが八割までの事業者の必要額を満たせることになります。
 加えまして、この保証以外で小規模事業者を対象に融資をしております、例えば日本政策公庫の国民事業部がございますが、ここの実績を見ますと、一千万円未満の貸付けは約八割でありますが、二千万円未満となるとこれは九五%までカバーできるということで、しっかりとしたニーズに対応できるということがございます。
 さらに、少し細かく申し上げると、事業者が運転資金を調達する場合、一般的にはですが、平均的に月商の三か月分を借入れすることが多いと言われております。これを小規模事業者で見た場合には約一千八百万円程度になるということでございます。こうした実態を踏まえて、中小企業政策審議会でどの程度小規模事業者向けに資金繰り支援をしっかりと配慮するかという議論をさせていただいた結果、限度額二千万円まで拡充するということになったところでございます。
 一方、続けましてで恐縮ですが、創業の方でございますが、創業の方も、まず実態を申し上げますと、今の一千万円ですと約七割の創業者の融資のニーズ、これが全て対象になっているところが、二千万円までとなると八割の事業者の必要額を満たすことになります。
 それからまた、創業ですと、実は開業当初はそんなにお金が要らないことが多くて、例えば自己資金、平均三百万円ちょっとですが、これを含めて一千万円未満で開始することが多いので、今の一千万円でも対応することが可能な部分でありますが、実は年数を経るに従って、いわゆる死の谷、五年後とか言われていますが、に向かって、三年、五年掛けて、やはり平均的に見て、業種、業態に応じて差はありますが、一千五百万円から二千万円までの資金がトータルで必要になってくるという、こういう実態もございますので、これを踏まえて、創業についても二千万円という枠の拡大をさせていただきたいと思っているところでございます。

発言情報

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発言者: 宮本聡

speaker_id: 12798

日付: 2017-06-06

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会