世耕弘成の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のとおり、郊外への大型店の進出、これははっきり言って今もまだ続いている面があるだろうというふうに思います。
また、インターネット通販の拡大、私ももう自分の買物はほとんどインターネット通販かコンビニということになってしまうわけでありますけれども、そういうのが拡大をして、中心市街地や商店街を取り巻く環境は大分厳しくなった。
でも、これは元々厳しかったんです。平山委員から先日経産委員会でも御質問を受けて、私は平成十年初当選ですから、その頃和歌山では、これ商店街どうなっちゃうんだということで、例えば地元のデパートが倒産したりとかいろんなこともありまして、その頃非常に深刻な問題でありました。ようやくそれが静岡でも実感いただけるような状況になっていっているのかな、そういう意味ではだんだんだんだん広がってきている、商店街の問題がですね、そういうふうに考えています。
そんな中で、当然インターネット通販なども非常に便利ですし、これがある意味過疎地の買物の対策になるという面があるんですが、やっぱり一方でデジタルデバイドというのがあって、高齢者で全くインターネットにアクセスする知識がないというような方々、こういう方々を始めとする買物弱者対策という観点から、中心市街地や商店街の機能の維持というのは非常に重要だというふうに考えております。政府一丸となって中心市街地や商店街機能の維持強化策は展開をしてきています。これはずっとやってきているんです。
元々、どちらかというとハード重視でやってきた面もありますけれども、例えばアーケードの予算なんというのを昔よくやっていたんですね。雨が降ったときでも買物ができるからいいじゃないかというんですが、結局、その維持費ですとか、アーケードになると当然電気代もかなり増えますから、それがまた商店の負担になっているというようなことがありますので、最近はできる限りソフト面での支援を中心にしている。
それも、できる限り町づくり全体と連携をさせて、今コンパクトシティー、コンパクトタウンということをやっていますけれども、そういう中で商店街をしっかり位置付けてもらって整備をしていく、そういう形にしていかなければいけないだろうというふうに思っていますし、経産省でも今まではどちらかというといろんな細かいことを応援していたんですが、それよりは少しテーマを絞って、少子高齢化対応ですとかあるいはインバウンドの観光客に対応した商店街づくりとか、特定六分野と呼んでいますが、そういう分野に絞って、全国的に商店街のモデルとなるような、商店街組織が行う施設整備事業を中心に支援を行うという方向に今もうやり方も切り替えています。
ただ、はっきり言って、それで何か全国的に商店街が元気になったなという感じにはなっておりませんので、これからもいろいろ工夫をしながら取り組んでいかなければいけないと思っています。