西田昌司の発言 (決算委員会)
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○西田昌司君 これは、大臣もそうですけれども、安倍総理含め、安倍内閣として本当にこのJR問題どう考えるかというところに懸かってくるんです。
ちなみに、日本のように完全民営化して、自分たちの営業、旅客会社好きなようにやりなさいなんてやっているところは、恐らく日本以外どこにもないと思いますよ。これは、ヨーロッパのTGVにしましても、それからイギリスにしましても、国が基本的にはやって、民営化になったりそれから国有化になったりいろいろ繰り返しながら、公益ということを考えてこの鉄道事業というのはコントロールしているはずですから。もう一度、民営化を私は何も否定しているわけじゃないんですよ。しかし、民営化と同時に公益ですよね、社会の公共的なインフラとしての鉄道をどうしていくかと、そういう視点が国側が忘れてしまって、いや、民間会社ですからどうぞということをやっちゃうと何が起こるかと。北海道のようなことになっちゃうし、これからもう一つ言おうと思っている新幹線の整備にも関わってくるわけなんですね。長い前振りになりましたね。
それで、整備新幹線というのが実は昭和四十八年にできているんですけれども、これは国鉄が破綻した後は全くできなくなって、そのままです。基本計画のまま終わっているものもあるんですよね。
何でこれがそうなってきたかというと、まさに国が本当に国土全体をどういうふうに整備していくかということを、ある意味、民営化ということをきっかけにして放棄してしまったところにあると思うんですね。ようやく、整備新幹線という形にしていますから、これは国と地方がお金を出して、下の方は公共事業で造っていきましょうと、後で運営している会社からリース料でバックしてもらいましょうという形でやっているんですけれども、これも非常に前がなかなか、ようやく北陸新幹線は路線の決定ができましたけれども、ほかの基本計画をやっているところ、また整備計画のところも含め、財源もそうだし、先行きがなかなか見えませんよね。
私は、先ほど言った、なぜJR七社を全部買い取ったらどうかというのは、これは全部いわゆる国債発行でほとんど利息掛からずにできるだけじゃなくて、毎年一千億の利息収入が入ってくるんですよ、やっちゃうとね。だから、そういうことも含めて公共的な部分にどんどんできるじゃないかと思うわけなんですよね。だから、そういう公共的視点が、駄目だと思うわけでございます。
そこで、時間がだんだんなくなってきちゃうのであれなんですけれども、大臣にお聞きしたいのは、この新幹線、先ほど、旅客が高速道路の方に行ったりいろんな産業の前提が変わってきているということもありますけれども、しかし、依然として特にこの新幹線は大事な事業だと思います。特に、基本計画の中で残っている地域がたくさんあるんですけれども、例えば四国新幹線ですね、それから山陰新幹線、それから四国縦断・中国縦断新幹線、これらの新幹線は本当に、羽越新幹線もそうだけど、非常に大事なんですけれども、これは今までのをこのまま放っておくと、いや、過疎化地域だからもう乗っても客いないんだという形で放置されようとしているんですよ、大臣。
しかし、今言ったこの基本計画で残って何も手付かずでなっているところが何かというと、まさに参議院の合区になっている地域なんですよ。また、これから合区が行われようとしている地域は、全て新幹線計画がありながらやってこなかったところなんですよ、これは。まさに、新幹線があったら合区しなくてもよかったということだって言えると思うんですね。ところが、それがそのまま放置されたために今日になっていると。
だから、そういうことも含めて、基本計画をこのまま放置するのかと。やっぱり、政府としてはもう少しここのところを、国土の均衡ある発展ということも含め考えるべきじゃないかと思うんですが、いかがでしょう、大臣。