佐藤正久の発言 (決算委員会)
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○佐藤正久君 是非とも、これ、日本の立場をいろんな場所で発表しないと、沈黙は金ではありませんから、ここはしっかり対応してもらいたいと思います。
それでは、次の質問に移ります。
資料一、これを御覧いただきたいと思います。これは、日本のオイルシーレーン、これを描いたもので、この点線、これがオイルシーレーンです。特にシンガポールあるいはマレーシアのマラッカ海峡を通って南シナ海、台湾の南、バシー海峡から日本、これが主要な日本の油の道です。
ただ、この主要な油の道なんですが、この南シナ海のシーレーンの脇に中国は七つの岩礁を埋め立てて人工島を建設し、ここにありますように、三つの岩礁においては三千メーター級の滑走路を造り、戦闘機の格納庫とかレーダー、あるいは港湾の整備も行って着実に軍事基地化を進めているというように言われております。
そういうことから、このオイルシーレーンのリスクというのは最近とみに注目されるようになりました。海の安全保障の観点から、フィリピンやベトナム、マレーシア、インドネシア等にODAを使いながら巡視船を供与したり、あるいは海上自衛隊、あるいは海上保安庁を使った共同訓練やあるいは能力構築支援、防衛省からはTC90、海上自衛隊の練習機をフィリピンの方に供与する等いろんなことをやっております。
ただ、安全保障の観点からいうと、油の道が一本というのは当然脆弱です。と考えた場合、このもう一個の点々の油の道、これは一番近い代替ルートと言われるロンボク海峡、マカッサル海峡を通ったものです。これは、この前のカール・ビンソンが日本海、東シナ海に行くときにもこのロンボク海峡、マカッサル海峡を通っていったというふうに言われておりますが、この代替ルートを安定化するためにもODA支援というのは極めて大事だし、実際、インドネシア等からも、その監視機材とかいろんなものの要請があります。
この代替オイルシーレーンの整備の必要性、それに対するODA支援の在り方について外務大臣のお考えをお伺いします。