佐藤正久の発言 (決算委員会)

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○佐藤正久君 まさにそうなんですけれども、実は、日本の場合はこの油の道が、一本が余りにも太過ぎる。実際、日本に来る油の八三%がこの一本の道に頼っていて、しかも、そのタンカー、衛星で撮ると、ペルシャ湾から日本への油の道に約九十隻のタンカーが浮いていると言われています。そのタンカーには日本人船員がほとんどいません。何か事が起きたら、なかなか日本のために油を命懸けで運ぶという船員は少ないと言われています。
 ということも考えながら、代替ルートは極めて大事で、これはインドネシアのスシ海洋水産大臣も、この代替ルート、これについては日本のODAが、非常に期待している部分があって、監視機材とかあるいは港の整備、これは極めて大事だと言われています。実際に、この五月、六月に、JICAの専門家がこの代替ルートの地点の港の整備の方にも入るという話もあります。いろんな面で、この代替ルート、今から二本、三本準備しておくということが極めて大事だというふうに思います。
 そういう中で、特に東の大回りのシーレーンになると、太平洋島嶼国との連携が極めて重要です。日本も、二年に一度、太平洋・島サミットというものを開催しながら海洋安全保障を含めていろいろ議論をしておりますが、なかなかこの日本のオイルシーレーンの方まではまだ議論が行っていない。
 ただ、これは極めて我々にとっても大事な話なので、そういうふうに考えた場合、太平洋島嶼国の言わば大国、これは、一つにはパプアニューギニアがあります。これは資料二に、見れば分かりますように、やっぱり人口的にも面積的にも排他的経済水域的にも一番の大国がPNGと言われています。来年のAPEC、これはPNGが議長国になります。これは太平洋島嶼国の悲願であって、初めて太平洋島嶼国でAPECの開催が来年なされると。まさに、こういう発展途上国のような、APECを主催するときに、日本のODA支援、これは極めて有効だというふうに私も現地で聞きましたけれども、このPNGを例に取り、こういうAPEC支援におけるODAの活用、この考え方について外務大臣のお考えをお伺いします。

発言情報

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発言者: 佐藤正久

speaker_id: 11254

日付: 2017-05-15

院: 参議院

会議名: 決算委員会