川端清隆の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(川端清隆君) そのとおりだと思うんですけれども、本格的にリボルビングの話、つまり転職ですか、あるいはキャリアアップ、ミッドキャリアの育成、そういうこと、今の日本に足らないことばっかりですよね。どっぷりと我々この終身雇用制の世界につかってきて、むしろ転職をしたら信用できない人間だと一時期思われた時代もあったかと思います。ところが、翻って国際社会、ニューヨークの方に行ってみますと、リボルブしないと、つまり転職しないと上に行けないと、そんなこともあるんですよね。
ところが、国連職員の視点でいきますと、一旦辞めた通信社にもう戻ることはできない、外務省は受け入れてくれるのかと。つまり、リボルブする場所がない、ニューヨークから。その一方で、例えば、私がおりました国連政治局というのは、政務官の平均年齢というのは実は四十九歳なんですよね。つまり、もうあっちこっちでいろんなことをやってきた人間が集まってくると。そういう世界に日本もやっぱり対応できるような人間にならないといけない。
もう一つ。能力の問題ですけれども、単にこういったコントロールされている空間の中で優秀な人間と、アフリカのジャングルの中に入っていってまさに紛争地の人に寄り添いながら活動できる人材と、いろんなもの、能力があるはずなんです。さっきNGOの話をさせていただきましたけれども、そういうことも含めて、日本は世界に手を伸ばしていろんな人間を送り出せるような、これはもう教育改革から働き方改革、今、国会でやっておられると思いますけれども、かなり大きな話になっていくと思います。