川口順子の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(川口順子君) ありがとうございます。
これは、私は非常に根の深い問題なんだろうと思います。結果的には、ドイツのようなその政党の財団があって独自の活動を展開しているというのは、民主主義の一つの在り方としては理想だと思います。ただ、我が国の場合に、この問題遡って考えなければいけないのは、そもそも政党というのはどういう力を持った存在なのかという基本問題なんだろうと思います。
今から十年、もうちょっと前ぐらいに、官から政へという動きが非常に活発に表に出た頃に、各政党、これは自民党もつくりましたし当時の民主党もつくったと思いますが、シンクタンクをつくろうという動きがあり、実際につくりました。それで、そこでやろうとしたことは、それぞれの政党の政策を考えていこうということであったわけです。ところが、実際には十年、もっとたちまして、そこのシンクタンクは自民党が与党だったときも民主党が与党だったときもありましたけれども、機能を結果的にはしなかったというのが日本の政党の現状なんだと思います。
ですから、この理由は何かということに遡ってまず考える必要があると思います。海外で活動できる政党ごとの財団があるのが理想的であると申しましたけれども、それはむしろ結果であって、基本的な問題を解決あるいは考えていくということがまず根本にあるのではないかというふうに私は思っております。
ありがとうございました。