足立敏之の発言 (国土交通委員会)
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○足立敏之君 ありがとうございます。
気象庁におきまして引き続きしっかりとモニタリングをしていただいて、気候変化の動向を把握していただくとともに、必要に応じて警鐘を鳴らしていただきたい、そういうふうに思っております。
次に、地球温暖化の適応策について伺いたいと思います。
地球温暖化に伴う降雨の予測につきましては、配付資料の四でございますけれども、国土交通省で以前行ったシミュレーションでは、今世紀末には日最大降水量が日本の北部で二〇%から二五%程度、中南部でも一〇%から一五%程度増加すると見込まれております。
顕在化する気候変化に対しまして、地球温暖化対策としての緩和策、CO2の削減などを進めていくことも重要ではありますけれども、一方で、こうして具体的に進行していく水害、土砂災害などにあらかじめしっかり備える適応策を事前防災という形で進めていくことが大事だというふうに考えております。アメリカでは最近こうした議論に逆行する動きがありまして、私自身はとても困ったことだというふうに思っておりますけれども、こうして水害、土砂災害が頻発している日本の状況を踏まえますと、今すぐしっかり事前防災を進める適応策に取り組む必要がある、そういうふうに思っております。
温暖化の適応策につきましては、地球温暖化対策を所管する環境省が中心となりまして、気候変動の影響への適応計画を平成二十七年十一月に閣議決定しています。また、気象庁の気候変動影響評価委員会の中間取りまとめ、これが三月に出されましたが、配付資料の五でございますけれども、気候変動の影響と適応の基本的な施策が例示されてございまして、事前の施設整備、すなわち事前防災にも言及しておられます。
改めて、地球温暖化対策を所管する環境省に適応策としての事前防災の重要性について伺いますとともに、今後の取組の方向について伺います。