大野泰正の発言 (国土交通委員会)
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○大臣政務官(大野泰正君) お答え申し上げます。
今先生御指摘のとおり、平成二十四年の笹子トンネル事故の教訓を生かしまして、橋梁やトンネルなどの道路構造物につきましては、平成二十五年度に必要な法令改正を行い、平成二十六年七月より、地方公共団体が管理する部分を含め、国が定める統一的な基準により、先ほど御紹介いただきましたが、五年に一度の頻度で近接目視の点検を行ってきているところであります。
現状、平成二十七年度末まで約二年間たったわけでありますが、橋梁、トンネル、それぞれ約三割について点検が完了しており、地方公共団体が管理する部分を含め、点検につきましては計画どおり進捗しております。
また、点検を受けまして現在までに明らかになった状況をお知らせいたしますと、点検をしました道路構造物のうち、緊急又は早期に修繕などの措置を行う必要があるものは、橋梁で点検数の約一二%に当たる二万四千橋、このうち管理施設数の多い市町村の管理分が一万五千橋であります。トンネルでは四五%に当たる約千五百本であり、このうち管理施設の多い都道府県、政令市の管理分の中で約四割の六百本が修繕などの措置を行う必要があるものであると判明しております。そして、この対策を現在進めているところであります。特にまた、そのうち緊急に措置を講ずべき状況にあると診断された橋梁約二百五十橋のうち、市町村が管理する橋梁が約九割の二百三十一橋に上り、通行止めや重量規制等の措置を既に講じている橋梁が増加しております。
国といたしましても、今後、地方公共団体が道路構造物をどのように維持管理していくかが非常に大きな課題であると認識し、検討を進めております。今後、平成三十年度までに、先ほど御案内ありましたが、五年になりますので、全ての橋梁やトンネルの点検を一巡させ、点検結果に基づく修繕等の対策に計画的に取り組んでまいりたいと思っています。
御紹介にありましたとおり、大変、市町村また地方自治体が管理するものが非常に多いということが特徴でありますので、今後その点も含め国土交通省としてしっかり取り組んでまいります。