風間直樹の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○風間直樹君 どうも、参考人の皆様、今日はありがとうございます。よろしくお願いします。
私からは、主に河村参考人と水野参考人にお伺いをしたいと思います。
まず、ちょっと感想から申し上げたいんですが、今日、河村参考人が御紹介いただきましたこの日銀の総裁記者会見要旨、二〇一七年一月三十一日、拝見しました。非常にこれは重い、大変重い、後世に残る重大な、極めて、我が国の歴史上、特に財政運営の歴史上重要な記者会見の記録だと感じました。
私、これを読んで非常に大きなショックを受けたんですが、二点申し上げたいと思います。
まず一点は、黒田総裁にこの質問をされた記者の方、どの社の方かはここには書いておりませんけれども、この記者の方は非常に勇気のある優秀な記者だと思います。こういう記者が我が国のマスコミに存在をして、そして国民生活の安定のために必要な的確な質問を日銀総裁にするということは我が国の大きな資産の一つだと、そんなふうに感じました。
二点目、この記者の質問に対して黒田総裁の答え、極めて卑劣な、そして非常にひきょうな答えであります。つまり、この質問をした記者の方も相当渾身の勇気を振り絞って、これまでの記者会見で、これ日銀でやっているわけですが、誰もほかの記者がしたことがない、こうした本質的な質問をしたにもかかわらず、黒田総裁はそれを正面から受け止めずに、完全に逃げています。これは、我が国の中央銀行の総裁としては私は資格がない、非常に不見識だと思います。そのことを強く指摘しておきたい。
最後に、先般、参議院の財政金融委員会で、黒田総裁と私、質疑をいたしました。総裁の任期が二〇一八年の四月、つまり来年の四月だということであります。今日、河村参考人からお示しいただきました資料を見まして、多分、この委員会室に御参集の委員の皆さんは、これは相当、日銀の金融政策、我々が想像する以上に大きな負担を抱えて大変だなというお気持ちになったと思いますが、それに対して黒田総裁は、衆議院の場でも参議院の場でも、我々国会議員の質疑に対して常に時期尚早という言葉を繰り返し、国会という国権の最高機関、つまり国民が選んだ国会議員が集う場において論理的な議論を行うことを全て遮断してしまっています。こうした総裁を我が国の中央銀行総裁として今後も、来年四月以降も頂くことは、私は適切ではないと思いますので、今日改めて、黒田総裁は来年四月の任期切れをもって速やかに退任すべきだと感じた次第です。
そこで、川田会長にちょっとお願いなんですが、今日参考人のお三方から配付いただきました資料、いずれも極めて貴重な、示唆に富む内容であります。そこで、もし可能であれば、本調査会の議事録末尾への掲載か、あるいは調査会のホームページへの掲載を後刻理事会で御協議いただきますようお願いいたします。