河村小百合の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○参考人(河村小百合君) 風間先生、ありがとうございます。幾つか先生の御意見を伺いまして、御質問を伺いました。
私の方から申し上げたいのは、もうちょっとかなり相当一足飛びに相当先のことを考えておいでになるなという感じがするんですけれども、先生にちょっと御認識いただきたいのは、そういう状態に陥るときに、日銀だけおかしくなったから切り直せるという状態ではもはやないと思います。先ほど元榮先生が御質問くださったように、本当に申し上げたくないことですけれども、私も子供を持っている親でもございます。そういう中で、この国がどういう状況に陥るか。日銀だけがおかしくなるんじゃないんですよ、この国の財政運営がおかしなことになるんです。それこそ戦後の経験、やりたくないけど、もう一回やる、そういうような中でどうやって中央銀行を立て直すのか、そういうような状況に厳しくなると思います。
二つあると思うのは、もう財政が行き詰まるだろうということ、それからもう一つ、資本移動規制を掛けざるを得なくなると思いますね。もう何十年か前の状況に戻るんだから大したことないと思われますかね。だけど、この国のように、もう国内の成長がある程度なかなか頭打ちで難しくて、各企業、やっぱり海外に市場を開拓していっぱいやっていますよね。そこが自由にできなくなるんですよ。さっき申し上げたような資本の流出止められなくなれば、中央銀行動けなくなっちゃうんだから、介入にも限界があるんだから、そういう資本移動規制も掛け、財政は行き詰まり、大変な歳出カットとかはもうせざるを得なくなるでしょうね。国民の生活も本当にどうなっちゃうのかなという中で、じゃ日銀をどう立て直すのか。ちょっと私もなかなかそこまで具体的に思い付くところがないですけれども、もう本当に抜本的に立て直さなきゃいけなくなることは間違いはないんじゃないのかなというふうに思います。
その中で、そうやってもう政府の財政運営が本当に困窮する中で、どうやって日銀に対して信用を供与すべきかというところも、なかなか、どこから持ってこれるかというのはなかなか難しいところなんではないのかなというふうに思います。
あとは、それから金兌換停止云々の話も言われましたけれども、多分、日本、そういう状況に陥ったときに、日本はかなり資本移動規制も掛けなきゃいけなくなって、恐らく為替の変動相場制も守れなくなると思います。それはイコールだというふうに思いますね。ですから、そこで、兌換制云々のところまではちょっと分からないですけれども、間違いなく今とは全く違うような国際金融の中での位置付けでこの国はやっていかざるを得なくなる。そうすると、企業の素直な行動としては、そういう国にとどまっていてはビジネスはできないんですよね。別に出ていきたくて出ていくんじゃないんだけれども、そんな国でビジネスはできなくなる。そんなことをしたら、私たちの雇用の場というのはもっともっと失われちゃう。じゃ、子供を一緒に連れて、海外に本社が出ていくそうです、一緒に海外に出ていける方はいいかもしれないけど、そうじゃない人間が残って、うちなんかもそうなんですけど、重い財政負担背負って生きていく、そうなっちゃうようなことになってしまうんではないのかということを非常に危惧します。
あと、一つだけちょっと追加で申し上げたいのは、先生方にお願いしたいのは、あと一年ありますよね。もう何か先生方、いっぱい国会で質問もしてくださっていると思うんですよ。でも、全然答えが来ない。何か、諦めないでいただきたいんです。それでもいっぱい言っていただきたい。八十兆円ペースでの買入れ、今やっていますよね。これ、あと一年、もうしようがない、ここまで来たらしようがない、ひどいからしようがないと私言われちゃったこともあるんですけど、ほかの国会議員の先生にね。もうこんな国早く潰れればいいんだと言われたこともあって唖然としたこともあるんですけど、そんなことはない。
この八十兆円を、まあすぐにはやめられないでしょう、今やめる、ここである程度思い切ってやめて、ちょっと説明できなかったんですが、私は、本当に先行きのリスク管理に、もうそこに集中した金融政策運営に切り替えていくべきだというふうに思っているんですけれども、これをまだあと一年間続けると八十兆円更に資産が増えると。逆ざやになったときの掛け算、三百兆の掛け算だと先ほど申し上げましたよね。それがまた八十兆円増えちゃうんですよ。やっぱりそれは何とかして止めてほしいというか、そういう議論を是非国会の方でもお願いできればというふうに思って、申し訳ありません、何か風間先生のお尋ねにうまくお答えできていないところが多々あると思うんですが、申し訳ありません。