小田切徳美の発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○参考人(小田切徳美君) どうもありがとうございます。
 これは先ほどの藤巻先生の話とも通じるところなんですが、二つ申し上げてみたいんですが、一つは高齢化すればするほど地域に固着する傾向があります。私どもも、アンケートを取ると、年齢階層とその地域に住み続けたいという意向は明らかに高い相関があります。そういう意味で、農山村が高齢化することによってなかなか高齢者がそこから移動しづらいという状況が確かに今生まれているんですね。逆に言えば、極端に言えば、そこから引き剥がすというのが実に大きなコストが掛かってしまうという、こういうことがまず第一に認識すべきだろうと思います。
 二つ目の論点は、現に高齢者が農業生産等に関わることによって健康寿命を長らえているという、こういう現象であります。研究も少しずつ進み始めているんですが、直売所があって、そこに出荷している高齢者の健康寿命が長いという、そういう傾向が徐々に明らかになり始めております。そういう意味では、農山村の中に小さな仕事があって、そして日々体を動かすことによってそういう現象が生まれてくるとすると、実は今住んでいるところから動かすという、そういう発想は必ずしも私としては賛成できないという、そんな議論をしたいと思います。

発言情報

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発言者: 小田切徳美

speaker_id: 11908

日付: 2017-04-12

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会