小林雅之の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○参考人(小林雅之君) 質問ありがとうございます。
この問題については実証的な研究というのはそれほど進んでいるわけではありませんけれど、幾つかの調査等はございます。
所得との関係ということよりもむしろ非常に大きいのは、親の学歴との関係というのが非常に強く出ております。ほかの国の例を見ておりましても大体同じような傾向なんですけれど、学歴が高いほど親の意欲も高いです。したがって、子供の意欲も高いというような傾向が出ております。それに比べると、日本の場合には、これは幾つかの調査からの類推ですけれど、それほど、諸外国におけるほど大きな格差は出ていなかったのが今までの現状だと思います。例えばイギリスの例などで申しますと、特に労働者階級の子供たちというのは親が大学進学に興味がないということで、子供も進学に興味がないというような例がありまして、進学率が上がらないというようなことがありますけど、日本ではそういう例は少ないのではないか、ただし、ないとは言えないということが問題だというふうに思っております。
ありがとうございました。