小林雅之の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○参考人(小林雅之君) ありがとうございました。
確かに、理想的には当然のことながら給付額それから給付対象を広げるということが重要ですので、それはこれから努力していかなければいけないということがあります。
ただ、つくったことに関わった者として申し上げれば、やはりその財源が非常に乏しい。その中で、先ほど来申し上げていますように、国民の納得、合意が得られなければこの制度というのは拡大することは難しい。そのためには、まず、現在の制度の効果というものを確かめるということが非常に重要だと思っております。議員が御指摘になったような事例というのは私もたくさんいろんな形で聞いておりますし、問題があることは重々承知しておりますけれど、給付型になりますとやはり渡し切りになりますので、税金そのものを投下して使うということになりますので、それだけの効果があるということを示していくということは非常に重要だと思っております。
そこまでは義務化されていないんですけれど、卒業生たちが奨学金をもらって社会に出て活躍していくということを示せば、国民の中でも、いや、もっとこれを広げなきゃいけないという意見というのは大きくなっていくと思いますので、そういったことで効果を検証していくということが、私は研究者ですので、一番そういうことが必要だろうというふうに思っております。