小林雅之の発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○参考人(小林雅之君) ありがとうございます。
 この授業料が高騰しているというのは日本だけのことではなくて国際的な傾向でありまして、これはなかなか、大学の教育の質を上げようとするとどうしても授業料が高くなるという傾向が見られるわけですね。ですから、奨学金が逆に重要になってくると、そういうことがあります。
 授業料を下げるということについて言いますと、現在のところ、大学に行っている人は、私たちの調査でも示しましたように、所得の高い方が多いわけですから、そういう人たちについても補助をするという、そういう問題が発生します。ですから、私自身は、やはり奨学金でそういった低所得の人たちにまず支援をするということが重要だというふうに考えております。
 もう一つ、私たちの方で中退に関する調査というのをやっておりまして、これは、今議員が御指摘になりましたような事例というのはたくさん実際にも聞いておりますし、全国調査もやりました。もう少し確かに何か支援があれば卒業できたという方がいらっしゃるということもその調査でかなり分かっております。
 ただ、一言申し上げておきたいのは、大学によって全く対応が違うということが今非常に問題でありまして、もう授業料払わないと即除籍というような大学もありますし、学期、学年を越えて授業料の延納を認めるというような大学まであります。できるだけ救済しようという大学まで、本当ばらばらなんですね。そういったことはほとんど知られていないので、この辺りのことも中退の防止という観点から取り組んでいきたいというふうには思っております。
 ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 小林雅之

speaker_id: 26927

日付: 2017-04-19

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会