小林雅之の発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○参考人(小林雅之君) ありがとうございます。
 まず、質問にお答えする前に申し上げておきたいんですけれど、確かに東京大学の学生の所得層は高いです。これは、平均的に見れば非常に高いということは明らかです。ただし、一定の割合で低所得層が在学しているということも事実でありまして、家庭の年収四百五十万円以下の層というのが大体一割以上います。こういった方は当然授業料減免なりを受けて大学に来れるということがありますので、そのことは御理解いただければというふうに思います。
 その上で、御質問なんですけれど、確かに、先ほどアスピレーションという言い方で申し上げましたけど、先生のおっしゃる克己心というのにも近いかと思いますけれど、そういった学習意欲とか心理的な要因というのも確かに非常に大きな割合を占めていることは事実です。
 もう一つ大きいのは、やはり学習環境、学習に、例えば塾とか家庭教師とかに十分使えるお子さんと、そういうことができないで、例えば自分の兄弟の面倒を見なきゃいけない子供というのもあるわけですから、そういったアスピレーション、学習環境、それから、どれくらい学力を付けられるかということにつながっていきますので、そういったことが総合されて進学の差になってきているわけでありますので、必ずしも克己心だけではないというふうには思っておりますけれど、一つの要因としてあるということは考えられると思います。

発言情報

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発言者: 小林雅之

speaker_id: 26927

日付: 2017-04-19

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会