田村秀夫の発言 (災害対策特別委員会)
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○政府参考人(田村秀夫君) お答えいたします。
昨年八月の一連の台風により、我が国の食料基地である北海道において四万ヘクタールを超える農地に被害が生じ、農作物だけでなく、開拓以来培われてきた良質な農地が流亡するなど、北海道の重要な産業に甚大な被害が発生したところです。
これにより、全国各地の卸売市場で農作物の価格が高騰するなど影響が全国に波及したほか、被災した農地の復旧には多くの時間と費用を要し、被災による影響の長期化が懸念されたところであります。
このため、北海道開発局において、北海道庁とともに再度災害防止に向けた北海道緊急治水対策プロジェクトを策定し推進するとともに、あわせて農地の早期復旧を支援するため、北海道庁、関係市町、農業関係者等から成る連絡調整会議において本プロジェクトで発生した河川の掘削土を被災した農地に提供するなどの支援等を検討し、実施してきたところであります。
昨年十一月からこれまでに、被害の大きかった十勝川、常呂川及び石狩川において約十八万立方メートルの掘削土を農地に提供し、平成二十九年度も引き続き支援する予定となっております。これらの支援により、平成二十九年中には災害復旧事業を行う被災農地の約八割で作付けが可能になる予定と聞いております。
引き続き、我が国の食料供給基地である北海道の農業の復旧に向け、関係者と連携してまいります。