黒田東彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(黒田東彦君) 御案内のとおり、日本銀行は、二〇一三年の四月に、二%の物価安定の目標をできるだけ早期に実現するということを目指して量的・質的金融緩和を導入いたしました。
 その後の我が国の経済、物価は大きく好転しておりまして、実体経済面では、御指摘のとおり、失業率が直近の二月には二・八%まで低下するなど、ほぼ完全雇用の状態となっておりまして、需給ギャップは長期平均水準であるゼロ%近傍で推移するというところまで改善しております。また、物価面では、物価が持続的に下落するという意味でのデフレではなくなっているというふうに考えております。
 もっとも、現状では二%の物価安定の目標までにはなお距離があります。日本銀行としては、今後とも、二%の物価安定の目標をできるだけ早期に実現するため、長短金利操作付き量的・質的金融緩和の下で強力な金融緩和をしっかりと推進していく所存でございます。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2017-04-11

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会