徳茂雅之の発言 (財政金融委員会)

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○徳茂雅之君 次に、先週九日に閣議決定されました経済財政運営と改革の基本方針二〇一七、いわゆる骨太の方針二〇一七についてお伺いします。
 我が国の経済状況、四年半前のアベノミクスがスタートして以来、名目のGDPは着実に拡大、企業収益も大きく順調に拡大してきております。雇用の面でも、完全失業率は三%を切る水準、非正規よりも正規雇用の方がむしろ増えてきているというような状況の中、賃金もベアの着実なアップということで、ある意味、着実にその成果は出てきているというふうに思っております。今回の骨太の方針も、このようなある意味成長と分配の好循環をしっかりとしたものにしていくと、そういう方針で取りまとめられたものだというふうに理解しております。
 一方、我が国の財政状況については、依然厳しい状況であります。二〇二〇年度のプライマリーバランス黒字化に向けて、ある意味、入りを量りて出るを制するという取組をされているんだろうというふうに思っていますが、本年一月の内閣府から出した試算によりますと、二〇二〇年度に仮に経済が再生するケースでも八・三兆円の赤字になるというような見込みもございます。
 財政健全化については、昨年の骨太の方針には実はこのように書かれておりました。基礎的財政収支について、二〇二〇年度までに黒字化、その後、債務残高対GDP比の安定的な引下げを目指すというふうになっておりました。今年の骨太の方針は、基礎的財政収支を二〇二〇年度までに黒字化し、同時に債務残高対GDP比の安定的な引下げを目指すというふうな形になっておりまして、微妙に書きぶりが変わっております。
 このように書きぶりを変えた背景、まあ書きぶりというのはいろんな面で影響がありますので、財政規律が少し緩和したんじゃないかというふうに受け取られることもあろうかと思います。これについてお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 徳茂雅之

speaker_id: 507

日付: 2017-06-13

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会