豊田正和の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(豊田正和君) 御質問ありがとうございます。
 物すごく大ざっぱに申し上げますと、お金を掛ければできますよということだと思います。
 例えば、先ほど申し上げた太陽光、ほぼ八十八ギガワットの九五%ぐらいが太陽光なんですけれども、これは認可されたものでして、実現したものは三分の一ぐらいなんですね。ただ、今経産省が、取り消しますよ、ゆっくりやっているとということになってきていますので、みんな急いでやろうとしております。そして、恐らく七割ぐらいまで行くんじゃないかなという気がいたします。
 何で残るかというと、土地が確保できていなかったり、電力会社との接続契約が終わっていなかったりして、それをやろうと思ったら土地が確保できなかったり、そういう問題が出てくるから、恐らく三割ぐらい残ってしまうだろうと思いますが、例えば、もう一回やって買取りの価格を非常に高く保てばまた入ってくると思います。ただ、今はどんどん買取り価格下げていますので、そういう意味では、価格を気にしなければ入ってきますというのが一つですね。
 それからもう一つは、これは太陽の場合なんですが、今度、風力ですとか地熱の場合ですと環境アセスメントが厳しいと、あるいは、特に地熱の場合には住民の方のみならず温泉業者の方が、ここを何か工夫をしないといけないんじゃないかという気がいたします。むしろ、出資者になっていただくとか、そういう形でやっていかざるを得ないと思うんですが、これも、じゃ、買取り価格を、今風力などは下げていませんが、なるべく高く維持し、あるいは更に高くすれば実現できるかもしれませんが、そうすると高くなり過ぎちゃうんで、このバランスが非常に重要だという気がいたします。
 先ほど申し上げましたように、今認可されているものが全て実現しちゃいますと、今後二十年間で五十八兆円、買取り価格が変わりますので、それだけで家庭用が一四%、産業用が二〇%電気代が上がってしまいますので、そういう意味で、お金を掛ければできますよと申し上げましたが、いかにお金を掛けないでそれを実現するかということが今の工夫のしどころだと思います。
 そういう意味では、環境アセスメントを速やかにやる、あるいは少しずつ進めております国立公園における開発もより緩和するとか、いろいろな工夫も併せてしないとコストばかり高くなってしまうということだと思います。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 豊田正和

speaker_id: 9964

日付: 2017-04-19

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会