豊田正和の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(豊田正和君) 御質問ありがとうございます。
先生御指摘のように、学べるところ、あるいは状況が全く違って参考にならないところ、両方あるというふうに思います。
まず、先生御指摘の参考にならない部分から先に申し上げますと、ドイツというのはEU全体の中の一番いい場所を占めていて、おっしゃるように、足らなければ輸入すればよいという考えをお持ちだと思います。もちろん、輸出もするんですけれども、原子力がなくなっていった場合に全てそれを再生可能エネルギーで埋められるかどうかというのは、少なくともドイツの外の人たちは結構疑問を持って見ておられます。そういう意味で、輸入ということが可能な国だということが一点。
それからもう一つ、現在、どちらかというと再生可能エネルギーは増えているんですけれども、天然ガス火力が減っていって石炭火力が維持されているという状況なんですね。
〔理事福岡資麿君退席、会長着席〕
その理由は容易に想像ができるんですが、天然ガス火力が高くて石炭が安いからなんですが、これに対しても、EUは御案内のように排出権取引というのがあるので、それを買ってくればいいというふうに割り切っておられるところもございます。
そういう意味で、参考にならない部分もありますが、ただ、私どもは、例えば省エネであれば、日本よりはもう少し、何というんでしょう、サービスセクターの方々が相当やっておられるので、日本でもむしろ電力供給者というよりはサービス提供者、サービス産業の方、ESCOとかという言い方ありますけど、ああいう方々にもっと頑張ってもらうということと、自治体ですね、地方自治体。先ほどのそのだ先生おっしゃった地熱もむしろ自治体が中心になってやっているので余り摩擦がないみたいな感じがございますので、プレーヤーとして省エネにしても再エネにしてももう少し自治体も参加してこられると大分違うかな、ここは私どもも今一生懸命学んでいるところでございます。
以上でございます。